2階の部屋が暑い時の対策5選!原因と根本から解決する方法も解説|断熱リフォームコラム
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断熱リフォームコラム
2026.10.20
基礎知識
2階の部屋が暑い時の対策5選!原因と根本から解決する方法も解説
「夏になると2階の部屋だけ異常に暑い」
「エアコンをつけてもなかなか涼しくならない」
「夜になっても2階に熱がこもっている」
一戸建てにお住まいの方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
2階が暑くなるのは、屋根や天井から伝わる熱や窓から入る日射、暖かい空気が上昇する性質など、いくつもの原因が重なっていることがあります。
この記事では、2階の部屋が暑くなる原因から今すぐできる暑さ対策、そして暑さの根本的な改善につながる断熱リフォームまで詳しく解説します。
一戸建ての2階が暑くなる4つの原因
まずは、一戸建ての2階が暑くなってしまう主な4つの原因をご紹介します。
①屋根からの熱の影響
2階が暑くなる大きな原因の一つが、屋根から伝わる熱です。日中、屋根は強い日射を受け続けます。屋根の表面温度が高くなると、その熱が屋根の下にある小屋裏や天井へ伝わり、室内へ影響することがあります。
実際に、「2階の部屋が暑い」と当社にご相談されたお客様の中には、部屋の天井の表面温度が40℃近くと非常に高温になっていたケースもあります。これでは、いくら冷房を使用したとしても、常に熱が上部に停滞しているので涼しく感じられません。
施工事例屋根・天井断熱リフォーム
BEFORE施工前
日射の影響を受け、高温になった天井のサーモ画像
AFTER施工後
断熱リフォーム後には、約-7℃も表面温度を抑えられた
天井の表面温度が37.7℃30.1℃に改善
また、日中に屋根から受けた熱が建物内部に蓄積すると、日が沈んだ後もすぐに涼しくならないことがあります。「外は涼しくなってきたのに、2階だけ暑い」という場合は、屋根・天井からの熱の影響を疑ってみてください。
②窓からの直射日光とその影響
2階の暑さには、窓から入ってくる日射も大きく関係します。特に、南・西向きの窓は日射を受けやすく、窓ガラスを通じて室内に熱が入り込みます。
同じ時間帯に、北・東向きの窓と南・西向きの窓の表面温度を計測したところ、南・西向きの窓の方が4℃も高いことがわかりました。「2階全体が暑い」という場合も、南・西向きの窓を優先して対策することで暑さを和らげられる可能性があります。
③暖気の上昇と空気の流れ
暖かい空気は上へ移動する性質があります。そのため、1階で発生した暖かい空気が階段などを通って上昇し、2階に集まっている可能性も。特に、窓の数が少なかったり締め切りだったりと、換気が不十分で家の中の空気がうまく循環していない場合、2階に熱がこもりやすくなります。
④断熱材の施工不良
「断熱材が入っているはずなのに、2階が暑い…」という場合、実は断熱材の施工不良であるケースが多いです。断熱材が古くなっていたり、ずれていたりすると、十分な効果を発揮できていない可能性があります。
断熱リフォームの専門的な知識がない業者の場合、「断熱材を入れていればOK」と、ずさんな施工がされてしまうケースも残念ながら少なくありません。
断熱材の施工不良の例
断熱材の厚さが不十分なことに加え、隙間が多いため熱が防ぎきれていない
断熱材がただ置いてあるだけの屋根裏
今すぐできる!2階の暑さを軽減するための基本対策5選
「今すぐこの暑さをなんとかしたい!」という方に向けて、2階の部屋が暑い時にできる対策を5つご紹介します。
①遮熱カーテンを活用する
窓から入る日射を抑える方法の一つとして、遮熱カーテンを取り付けることが効果的です。特に日差しが強い時間帯は、遮熱カーテンを閉めることで直射日光が室内へ入るのを抑えられます。
ポイントは、部屋が暑くなってから閉めるのではなく、日射が入る前から閉めておくことです。例えば西日が強い部屋なら、午後から日没までカーテンを閉めておくことで、室内への日射の影響を抑えやすくなります。
②サーキュレーターを効果的に使う
2階に熱がこもっている場合は、サーキュレーターを使って室内の空気を循環させる方法もあります。暑さをなんとかしたいと思うと、人に風が当たるように使うことが多いですが、部屋の中の空気を循環させるために、サーキュレーターを天井に向けて風を送り、天井付近にたまった暖かい空気を動かすことで、より効率的に部屋の暑さを和らげることができます。
③涼しい時間帯に換気をする
外気温が室内より低い時間帯には、換気によって室内にこもった熱を外へ逃がすことも効果的です。特に夜間や早朝などに、窓を開けて空気の通り道をつくることで、室内にこもった熱を排出しやすくなります。
ただし、外が暑い時間帯に窓を開けると、逆に暖かい外気や日射を室内に取り込んでしまう場合があるので、あくまでも涼しい時間帯に行うことをおすすめします。
④オーニングを設置する
オーニングとは、建物の外壁に取り付ける可動式の布製のひさしです。日よけや雨よけとして、主にカフェやレストランのテラス席などで使用されています。
住宅用として、窓はもちろん、テラスやバルコニーに設置できるタイプもあり、日射対策としてはもちろん、屋外スペースの日よけとして活用できるのも特徴です。ただし、設置場所や建物の構造によって適した製品が異なるため、取り付ける際は事前に確認しましょう。
⑤植栽を取り入れる
庭やバルコニーなどに植栽を取り入れ、窓への日射を和らげる方法もあります。例えば、窓の前に落葉樹などを配置すれば、夏には葉によって日射を遮り、冬には葉が落ちることで日差しを取り込みやすくすることができます。
ただし、植栽は成長するまでに時間がかかるほか、剪定などの管理も必要です。そのため、すぐに2階の暑さを改善したい場合は、カーテンや日よけなどと組み合わせて考えることをおすすめします。
2階の暑さを根本から解決するなら「断熱リフォーム」がおすすめ
ここまで紹介した方法は、2階の暑さを一時的に軽減するための対策です。そのため、「毎年夏になると2階が暑くて困っている」「エアコンをつけてもなかなか涼しくならない」という場合は、断熱リフォームを検討することをおすすめします。
断熱リフォームの中でも2階の暑さ対策に特に重要なのが、「屋根・天井」と「窓」の断熱です。
屋根・天井の断熱リフォーム
2階の暑さ対策として、まず検討したいのが屋根・天井の断熱です。屋根・天井の断熱性能を高めることで、屋根から室内へ伝わる熱を抑えることが期待できます。
屋根・天井を断熱するメリット
- 夏の2階の暑さを抑えやすい
- 冬に室内の暖かさが逃げにくくなる
- 冷暖房の効率向上が期待できる
- 1年を通じて室温を快適に保ちやすくなる
屋根・天井の断熱方法
屋根・天井の断熱には、主に天井裏に断熱材を施工する方法と、屋根側に断熱材を施工する方法があります。どちらが適しているかは、住宅の構造や小屋裏の状態、現在の断熱施工状況などによって異なります。
屋根・天井の断熱リフォームの費用相場
屋根・天井の断熱リフォームの費用は、施工面積や断熱材の種類、施工方法、既存の天井を解体するかどうかなどによって変わります。
一般的な費用の目安として、天井裏から断熱材を施工する場合は約20~50万円、屋根側から断熱材を施工する場合は約50~150万円くらいが相場です。
屋根・天井の断熱リフォームにかかる工期
工期は施工範囲や工法によって異なりますが、天井裏から断熱材を施工する場合は1〜5日程度が目安です。一方、天井を解体して断熱材を施工する場合や、屋根側から施工する場合は、解体・復旧などの工程が加わるため、より長い期間が必要になります。
ひまわり断熱の「屋根・天井断熱プラン」

当社では、屋根や天井を大きく解体せずにリフォームできる「非破壊工法」を採用しています。さらに、「気流止め」を施すことで、断熱材の性能を最大限まで引き出した断熱リフォームを実現。
現地調査の際に、サーモカメラを用いた断熱診断と補助金を活用した場合の実質負担額のシミュレーションを無料で行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
窓の断熱リフォーム
2階の暑さ対策として、屋根・天井とあわせて検討したいのが窓の断熱リフォームです。窓は、家の中でも特に熱が出入りしやすい場所です。夏は日射による熱が室内に入り込むことで、部屋が暑くなる原因の一つになります。
窓の断熱性能を高めることで、夏の暑さはもちろん、冬の冷気や暖房の熱が逃げるのも抑えられます。
窓を断熱するメリット
- 夏の日差しによる室温上昇を抑えやすい
- 冬に窓から冷気が入りにくくなる
- 冷暖房の効率向上が期待できる
- 窓際の暑さ・寒さを和らげられる
窓の断熱方法
窓の断熱には、主に内窓を設置する方法や既存の窓を交換する方法、ガラスを交換する方法があります。
内窓は、現在の窓を残したまま室内側にもう一つ窓を設置する方法です。比較的短期間で施工しやすく、既存の窓を活かしながら断熱性を高められます。
外窓交換は、既存の窓を取り外して新しい断熱窓に交換する方法です。窓そのものの性能を高めたい場合に適しています。
どの方法が適しているかは、現在の窓の種類や状態、住宅の構造、求める断熱性能などによって異なります。
窓の断熱リフォームの費用相場
窓の断熱リフォームの費用は、窓の大きさや種類、設置する製品、施工方法、窓の数などによって変わります。
一般的な費用の目安として、内窓の設置は1か所あたり約5~15万円、外窓交換は1か所あたり約10~30万円、ガラス交換は1か所あたり約3~10万円程度が相場です。
窓の断熱リフォームにかかる工期
内窓の設置であれば1か所あたり半日~1日程度が目安です。複数の窓をまとめて施工する場合でも、比較的短期間で工事を行えるケースが多いです。
一方、外窓交換では既存窓の撤去や新しい窓の設置などの工程が必要になるため、内窓の設置よりも時間がかかる場合があります。窓の数や施工方法によって工期は変わるため、気になる方は事前に確認することをおすすめします。
ひまわり断熱の「窓断熱プラン」

当社では、人気メーカーを中心にさまざまな窓・サッシに対応しています。住宅の状態やお客様のご要望に合わせて、最適な窓リフォームをご提案いたします。
現地調査の際に、サーモカメラを用いた断熱診断と補助金を活用した場合の実質負担額のシミュレーションを無料で行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
戸建てフル断熱リフォームで家全体を見直す
2階の暑さだけではなく、家全体の暑さ・寒さを改善したい場合は、戸建て全体を断熱リフォームするのがおすすめです。屋根・天井や窓、床、壁など、熱が出入りしやすい部分をまとめて断熱することで、住宅全体の断熱性能を高め、季節による室温の変化を改善できます。
戸建て全体を断熱するメリット
- 家全体の暑さを改善できる
- 冬の冷え込みや部屋ごとの温度差を和らげられる
- 冷暖房の効率を高められる
- 住宅価値の向上が期待できる
戸建てフル断熱リフォームの施工方法
戸建て全体を断熱リフォームする場合、屋根・天井、窓、床下、外壁・内壁、玄関・勝手口など、住宅の状態に合わせて必要な箇所を組み合わせて施工します。
最適なプランは、住宅の構造や現在の断熱状況によって異なるため、まずは建物全体の断熱状態を確認したうえで施工範囲を決めることが大切です。
戸建てフル断熱リフォームの費用相場
費用は、住宅の広さや築年数、施工する範囲、断熱材・窓の種類、解体の有無などによって大きく変わりますが、一般的な戸建て住宅の場合、約200~500万円程度が一つの目安です。
また、断熱リフォームでは国や自治体の補助金・助成金を利用できる場合があるため、うまく活用すれば費用を大幅に抑えられます。
戸建てフル断熱リフォームにかかる工期
施工範囲や工法によって異なりますが、解体を最小限に抑えた非破壊工法であれば、住宅全体の断熱工事を5日程度で施工できる場合があります。
一方、壁や天井、床を大きく解体して断熱材を入れ替える場合は、解体・断熱施工・復旧工事などが必要になるため、より長い工期が必要です。
ひまわり断熱の「戸建てまるごと断熱プラン」

当社では、大きな解体を必要としない「非破壊工法」を採用し、3~5日程度で住まい全体を断熱リフォームすることが可能です。
また、現地調査の際にサーモカメラを使用した無料断熱診断を実施しているため、断熱の真の弱点を見極めたうえで費用対効果の高いプランをご提案いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ
以上、2階の部屋が暑い原因と今すぐにできる対策、根本から改善する断熱リフォームまでご紹介いたしました。
2階の部屋が暑い原因は、屋根・天井からの熱、窓からの日射、暖気の上昇、断熱材の隙間など、一つとは限りません。一時的な対策である程度和らげることもできますが、毎年繰り返す2階の暑さを根本から改善したい場合は、住宅の断熱性能そのものを確認することが重要です。
もしも、「暑さの本当の原因が知りたい」「断熱リフォームをして一年中快適な住まいにしたい」というご希望がございましたら、ぜひ当社までご相談ください!
効果の見える断熱リフォームを通じて、2階の暑さのお悩みを解決いたします。
2階の暑さを改善するなら「ひまわり断熱」へ
ひまわり断熱では、サーモカメラを使って住宅の熱の出入りを確認し、「どこが暑さの原因になっているのか」まで見える化したうえで、本当に必要な断熱リフォームをご提案しています。
また、大規模な解体をできるだけ抑えた施工方法にも対応しておりますので、リフォームの負担を減らしながら断熱性能を高めたい方は、ぜひ一度当社までご相談ください。












